【一人暮らし】初めての部屋探し、知っておくと便利なポイント6選

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この記事はこんな方におすすめ
 これから一人暮らしを始めようとしている方。
 少しでも良い部屋に住みたいと思っている方

記事を読んで役に立つこと
 良い部屋を探すためのコツがわかります。

これから一人暮らしを始める方は、新生活が始まると思うとワクワクしますね。

ただ、いい部屋を見つけられるか、選んだあとで後悔しないかという不安もあると思います。

契約や引越しにかかる費用は決して安くないので、

「こんなはずじゃなかった!」

とならないように部屋を選びたいですよね。

筆者は社会人になってから異動の関係で、結婚するまでの約10年間、6つの賃貸物件に住んでいました。

今回は、そんな一人暮らしの物件選びを数多くこなしてきた経験をもとに、部屋探しで知っておくと便利なポイントにを解説します。

これから一人暮らしを始めようとしている方は、ぜひ参考にしてみて下さい。

目次

いい物件が見つかったら、すぐ不動産会社に問い合わせよう

部屋探しの基本的な流れは、

・住みたい部屋の条件を整理する。

・部屋探しアプリを使って希望の物件を検索する。

・いい部屋が見つかったら不動産会社に問い合わせる。

・部屋の見学をしてチェックする。

・申し込み、契約をする。

・引越しの準備を行う。

となります。

部屋探しは早い者勝ちです。

いい物件はすぐに取られてしまいます。

そのため、住みたい部屋の条件を整理したら、すぐに部屋探しアプリを使って条件に合う部屋を探すのが王すすめです。

物件探しアプリは、SUUMOやHOMESが最も一般的です。

家賃、広さ、築年数、最寄駅からの距離など、自分の希望条件を入力し、検索してみましょう。

ここで重要なのは複数のアプリを使用することです。

というのは、SUUMOのみ、HOMESのみでしか掲載されていない物件もあるからです。

気に入った物件が見つかったら、その物件を扱っている不動産会社に連絡を取り、すぐに空き情報を問い合わせしましょう。

物件探しアプリでは、契約成立後もしばらく検索一覧に掲載されていることがあるからです。
(最新の空き情報が更新されるまでラグがあるのです。)

検索一覧に表示されているからと言って、現在でもその物件が空いているとは限りません。

すぐに不動産会社に問い合わせするのが一番確実です。

また、人気の物件は他の人も狙っています。引越しシーズンの3月や9月では、特に競争が激しくなります。

そのため、いい物件が見つかったと思っても、そのまま何もせずに過ごしていると、数日後には取られてしまった、ということも大いにあり得ます。

そうならないためにも、不動産会社には空き状況の確認に加え、すぐに内覧(部屋の中を見学しに行くこと)の予約をしていきましょう。

善は急げ、です。

必ず内覧と周辺環境を確認しよう。

次は、部屋を実際に見学しに行く時のポイントです。

アプリに掲載されている写真だけでは、部屋の良しあしを全て把握することはできません。

実際見学してみると、思ったより古そうに見えたり、日当たりが良くなかったり、思わぬところに段差があったり、収納スペースが狭かったりするなど、イメージとのギャップが出てくることがあります。

そのため、良さそうな物件が見つかっても即契約はせず、必ず不動産屋会社に内覧の希望を伝えるようにしましょう。

これをサボって、後で「こんなはずじゃなかった!」となってしまうと、時間もお金も大変な無駄になってしまいます。

ただ、内覧の予約が取れれば、他の人に取られることはない、というわけではありません。

例えば一週間後に内覧の予約をしたとしても、その次の日に内覧をした別の人が、「その部屋に住みたい!」と決めてしまえば、不動産会社はその人と契約を交わしてしまいます。

早い者勝ちなのです。そのため、内覧の予約は、早め早めに行うのがおすすめです。

また、内覧と同時に、その物件の周辺環境も確認しましょう。

快適な一人暮らしを送るためには、部屋の内容と同じくらい周辺環境が重要になります。確認すべき内容は、

・駅からの距離は許容できるレベルか。

・人の量、騒音、排気ガスは許容できるレベルか。

・周辺にコンビニ、スーパー、ドラッグストア、レストランなどはあるか。

(営業時間も確認しておくとさらに安心)

といったことです。

周辺環境は、できれば昼と夜、両方で確認した方が安心です。

時間帯によっては人や車の量ががらりと変わるため、騒音や排気ガスの量も変わってくるからです。

内覧は間取り図、カメラ、メジャー持参が必須。

内覧は、手ぶらで行って、漠然と部屋の雰囲気を眺めてくる、というだけでは全く意味がありません。

当日に必ず持参したいものが3つあります。それは、

・メジャー

・間取り図

・カメラ

です。

メジャーは部屋の寸法を測るために使います。

単純に「広そう」、「狭そう」というだけで新しい部屋を判断してはいけません。

部屋の縦横、収納の幅や奥行をきちんと測っておけば、後で自分の机やベッド、冷蔵庫、収納ケースなどをきちんと置けるかをシミュレーションできます。

間取り図は、メジャーで測った寸法を書き込むために使います。

また、コンセントや電気のスイッチ、電話線の位置をメモするのにも役立ちます。

特にコンセントの位置は重要です。「ここにテレビを置きたい!」というイメージがあっても、近くにコンセントがなかったり、コンセントが棚などで塞がってしまえば実現が難しくなります。

後で失敗しないよう、間取り図には詳しく書き込んでいきましょう。

カメラは、各部屋の撮影に使います。

基本的に、内覧時は自由に写真撮影可能ですので、気にすることなく撮影していきましょう。

何件も内覧をする場合、各部屋の印象がごちゃ混ぜになりがちです。後できちんと思い出せるよう、何枚も撮っておきましょう。

撮影にはスマホのカメラがあれば十分です。

動画モードにして、玄関、各部屋、風呂とトイレ、キッチン回り、ベランダ等をゆっくりと撮影していっても良いでしょう。

部屋の寸法やコンセントの位置を間取り図に書き込み、さらに各部屋の写真を撮っていくと、思ったより時間がかかります。

じっくり調べていくと、40分以上かかる可能性もあります。

そのため、一日で複数件の内覧を予定している場合は、時間に余裕のあるスケジュールを組みましょう。

キズや汚れは、必ず写真に収めよう。

前に住んでいた人がつけたキズや壁の汚れが残っていることがあります。

そういったキズや汚れは、内覧時に写真に残しておきましょう。

遅くとも入居してから一週間以内までには撮影しておくのがおすすめです。

自分がつけたものとみなされてしまうと、退去時の敷金が引かれてしまいます。

「自分がつけたものではなく、初めからありました。」と言えるようにしておきましょう。

照明を買わなければいけないことがある

物件によっては、天井に照明がついていないことがあります。

その場合、自分で照明を購入する必要があります。とは言え、引越しが終われば、その日から寝泊まりすることになりますし、引越しの荷物搬入時には照明を用意しておくのが良いでしょう。

照明を天井に取り付ける作業は、椅子を使ったとしても結構大変です。

引越し業者によっては、照明取り付けのサービスがありますので、事前に打ち合わせをしておくとスムーズです。

家賃交渉をしてみよう。

前に住んでいた人がつけたキズや壁の汚れが残っていれば、家賃を値下げする交渉ができます。

ダメ元で不動産会社に相談してみましょう。

また、複数の不動産会社が取り扱っている部屋ならば、相見積もりを取って、比較しても良いでしょう。

一月数千円でも安くなれば、その後の生活が楽になります。

仲介手数料にも、交渉の余地があります。

法律で、仲介手数料は原則家賃の0.5か月分と決まっており、それ以上の額は客側の合意が必要となっています。

仲介手数料が家賃1か月分の金額になっているならば、ぜひ交渉してみましょう。

まとめ

部屋探しをする上で、知っておくと便利なことを6つ紹介しました。

・気に入った物件が見つかったら、すぐに不動産会社に空き状況と内覧の予約を

しましょう。

  ・内覧と周辺環境は、必ず確認しておきましょう。

 ・内覧には、メジャー、間取り図、カメラをもって行きましょう。

・あとで補修費を請求されないよう、初めからあったキズや汚れは写真に撮っておきましょう。

・照明を買わなければならないことがあることを覚えておきましょう。

・家賃交渉をしてみましょう。 この記事を読んで、少しでも後悔のない物件選びができれば幸いです

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