こんな人におすすめ:オンライン内見での部屋探しを考えている新社会人、若手社会人ああ
読んで役立つこと:オンライン内見で失敗しないためのポイントが分かります。
Q. 部屋探しの時間あまりないし、見たい物件はちょっと遠いから、内見はオンラインで済ませようかな。でも本当に現地で見学しなくて大丈夫かなー?
コロナ禍は終わったとはいえ、最近はWeb会議の機会が増えていますね。
部屋探しの内見も、現地に行かずにオンラインでの実施が増えています。
オンライン内見は、交通費や時間を節約できますし体力的にも楽ではあります。特に就職や異動等で遠くに部屋を借りる場合、本当に楽です。しかし、現地に行かないことによるデメリットもあります。
今回は、ミズキ自身の経験を元に、オンライン内見で気をつけるべきことを3つ紹介します。部屋を決めた後、『もっとよく確認しておくべきだった!』と後悔しないためにも、是非読んでみて下さい。
気をつけること① 部屋の細かいところを見落としがち
実際に物件を見に行く場合とオンライン内見では細かいところを見逃しがちです。カメラ越しですと分かりにくいところも多いですからね。
具体的には、
・壁紙、床に汚れや傷はないか?
・照明は初めからついているか?
・日差しはどのくらい入るか?
・外の音はうるさくないか?
ということをよくチェックしましょう。特に外の音はオンライン内見だとかなり分かりにくいです。不動産屋の案内スタッフに詳しく聞いたり、ベランダや窓の景色から交通量を確認することで対応しましょう。
また、室内のものに直接触れないので、
・ドアの開閉時、大きな音はしないか。
・蛇口の根元から水が漏れたりしないか。
・壁の断熱はしっかりしているか。
といったところは、カメラ越しに不動産側に聞いてみることをおすすめします。
現地立合いの場合は、こういった点は意識せずとも確認しているんですよね。部屋に入ったら照明がついているかどうか見えますし、傷や汚れの有無も目が行きます。ところがカメラ越しですと視点が固定されてしまいます。ですので、現地の不動産案内人に沢山話しかけ、念入りに確認してもらいましょう。
ミズキはここら辺の確認が甘く、引越し後初めてドアの固定が上手くできないこと、風呂の蛇口の水漏れに気づきませんでした…。後で直してもらいましたが、皆さんは気をつけましょう!
なお、オンライン内見前は、部屋の見取り図をもらっておくことをおすすめします。当日は印刷した見取り図を見ながら、
・家具を置く付近の壁の長さ
・コンセントや照明スイッチの位置
・クローゼットの寸法
これらを聞き、書き込むとことをおすすめします。家具の配置にこだわる人は、おろそかにすると後で後悔しかねません。引越し後に冷蔵庫や本棚がイメージ通りに置けなかったりすると、悲しくなりますからね。
ミズキはデスクトップPCとIKEAの大きな机を使っているので、壁の長さとコンセントの位置は特に注意して確認しました。お陰で何とか、この点は失敗せず物件選びができました。
気をつけること②部屋の外の雰囲気は大丈夫?
ミズキの場合、オンライン内見の開始時は最初から部屋の中からの中継でした。それから部屋内を見せてもらった後で契約等の話に移ったため、部屋の外のことはほとんど確認しなかったのです。具体的には、
・廊下や階段は清潔か。
・ポストは古くなってないか
・ゴミ捨て場はどこにあるか。綺麗になっているか。
こういった点は、部屋の中同様にチェックしましょう。ミズキはポストの確認を怠り、後で錆びていることに気づきました。しばらくしてポストの刷新がありラッキーでしたが、普通ならがっかりする点です。気をつけて下さいね。
また、物件の周りに何があるかというのはオンライン上だと分かりにくいです。ミズキが感じたのは、オンライン内検だけでは、
・電車や車の音。
・生ゴミ・排ガス等の異臭の有無。
・駅、コンビニ、スーパーまでの距離感。
これらが許容範囲内か確認するのはかなり難しいと感じました。
音に関しては、カメラ越しで大証が伝わり切らない印象です。そばに道路があって、車がビュンビュン走っていても、オンライン内検だと音が聞こえにくかったです。
異臭の有無については、いざ住んでみた時に致命的になりがちです。ミズキは現地の不動産案内スタッフに何度も念押しして、大丈夫であることを確認していました。
あとは距離感ですね。現地立会いをしていないなら実際の距離感はつかみづらいです。そのためミズキは「キョリ測」を使って、駅・スーパー・飲食店までの距離を実際に測っていました。
キョリ測
https://www.mapion.co.jp/m2/route/35.675869978581765,139.75710916666668,6
キョリ測は、地図上をクリックし、点と点の間を図ることができるサイトです。現地立ち合いをしないオンライン内検において、マンションと駅、コンビニ、スーパーまでの距離を確かめるのにおすすめです。
情報は、案外多いんだなと感じました。現地スタッフに聞けば多少分かりますが、これらが不安ならば現地確認をした方が良いでしょう。
気をつけること③ 不動産会社とのやりとりがスムーズにいかないかも。
カメラ越しの会話ですので、不動産会社のスタッフとのやり取りは、対面に比べスムーズにいかない時があります。ミズキの場合、
・部屋の寸法測定をお願いする時、場所の指示がしにくい。
・契約関係の書類が手元にないと、契約のイメージが掴みににくい。
ということがありました。部屋の寸法測定をお願いする時は、カメラ越しで
『いえ、そこじゃなくて…その柱の角から向こう側まで…あー、そこですそこです。』
そんなことを口にしながらやって頂いた覚えがあります。自分に代わって現地で寸法を測って下さるので、多少意思疎通が上手くいかなくても辛抱強く指示しましょう。
契約書類については、カメラ越しに書類を見せてもらってもよいのですが、やはり手元にあるのが一番です。前もってpdfで送付してもらうのが良いでしょう。
これらの気をつける度合いは先述の①・②に比べ低いですが、一応頭に入れておくと良いでしょう。
まとめ
オンライン内見を行う際に気をつけることについて解説しました。
オンライン内見は便利であるものの、現地に行くのと違い、
・部屋の細かいところに気が付きにくい。
・部屋の外の情報を見落としがち。
・現地スタッフとのやり取りがスムーズになりにくい。
といった点があります。
これらの具体例は、ミズキの実体験をもとに思いつく限り書きましたが、あらかじめ知っておけば引越し後に後悔するリスクを抑えられるでしょう。この記事が少しでも役に立てば幸いです。