この記事はこんな人におすすめ
- 一緒に働きたいと思われるようになりたい若手社会人の方
- そうなるにはどうすればいいかイマイチわからない方
読んで役に立つこと
- 一緒に働きたい人とはどういう人かが分かります
若手社会人、特に新入社員の皆さんであれば、「誰からも尊敬されるような、立派な社員になりたい!」という願望は誰でもあるのではないでしょうか?
筆者も日々、”一緒に働きたいと思われるような人”になりたい!と思いながら仕事に励んでいます。
まだまだ時間はかかりそうですが…。
しかし、一緒に働きたいと思われる人とは、具体的にどんな人なのでしょうか?
説明が上手な人?それとも報・連・相がきちんとできる人?
会社に入りたてでは、目指すべき姿がはっきりとはわからないと思います。
筆者は現在社会人15年目で、これまで素晴らしい先輩、上司にたくさん出会ってきました。
そんな方々の長所を分析し、職場や大学時代の友人といった周りの意見を聞きつつ、一緒に働きたい人とはどんな人なのか、ということを改めて考えてみました。
すると、全部で6つの条件にまとめられることがわかりました。
今回は、その6つの条件を解説していきます。
会社で働くものならば、誰でも「この人と一緒に働きたい!」と思われたいですよね。
ぜひ参考にしてみて下さい。
条件① 挨拶ができる人。
いきなり何を言い出すのかと思うかもしれません。
しかし、挨拶ができるというのは非常に重要です。
なぜなら、挨拶はコミュニケーションの基本中の基本だからです。
皆さんの職場に、挨拶をしても気持よく返してくれない方はいませんか?
「おはようございます。」と言っても、
「あぁ。」と一言しか返ってこなかったり、ぶすっと視線を返すだけだったりする方。
こういう方達とは、いざ相談や質問をしに行くときに、無意識にためらってしまいます。
挨拶がきちんとできないだけで、相手に苦手意識を持たれてしまう危険性があるのです。
「おはようございます。」、「お疲れ様です」、「ありがとうございました。」
これらはどんなに仕事を抱えてテンパっていても、いい加減に済ましてはいけません。
特に後輩から慕われ、相談されやすい人になりたいならば、どんな時でも気持ちのいい挨拶ができるように心がけましょう。
条件その② 専門を極めている人。
ある分野において確固たる強みを持っている人は、職場の中で一目置かれます。
「この分野ならば自分は誰にも負けない!」
という強みを持っておくと、上司、同僚、後輩問わず相談される機会が増えるでしょう。
分野については、仕事の中で生きるものであれば何でも構いません。
営業、マーケティング、研究開発、生産管理…働く上で仕事の内容は様々ですが、まずは狭い分野でも良いので何か一つ、専門分野の強みを持っている人を目指してみて下さい。
その上で、気持ちよく挨拶ができる=コミュニケーションがとりやすい人と周りから認識されていれば、職場での自分の価値は非常に高いものとなるでしょう。
条件その③ 日々勉強している人。
では、②で述べたように専門を極めるにはどうすればよいのか?
それは、地道にコツコツ努力するしかありません。
職場で日々勉強してください。具体的には、
・分からないことを周りの人に聞いて回る。
・過去の報告書、レポートを読み返す。
・得られた知識を、ノートやPower Pointにまとめる。
といった行動をしましょう。
日々勉強している姿勢。これも上司、同僚、後輩問わず一目置かれます。
上司からは、向上心のある、努力家の社員と見られます。
同僚、後輩からも、手本にしたい人と思われるでしょう。
毎日同じようなルーティンワークを繰り返す職場で、周りがマンネリ気味になっているような環境ならばなおさらです。
また、日々勉強して力をつければ、前項の専門を極めている人にも確実に近づきます。
②のような専門を極めている人になるためにも、職場での日々の勉強をコツコツ続けていきましょう。
条件その④ 自ら進んで動ける人。
上司や客先から言われたことは、きちんとやらなければなりません。
しかし、プラスアルファで結果を出す人は、とても信頼されます。
例えば、
・予定の納期よりも前倒しで結果を出す。
・上司から言われそうなことを、前もって動いておく。
など、「言われたことをやる」の一歩先ができるようにしておくのが理想です。
もちろん、最初はなかなかできません。
筆者も言われたことを何とかこなすのが精いっぱいの日々を送っています。
ただ経験上、仕事ができる人、この人と一緒に仕事をしたい!と思われる人は、皆自ら進んで動ける人です。
条件その⑤ 失敗を恐れない人。
失敗を恐れない人、何事にもチャレンジ精神を持って取り組む人は、前向きな人柄がにじみ出ています。
思うような結果が出なくても、
『このやり方だとダメだということが分かった!』
『じゃあ次はこれをやってみよう!』
ということを考えられる人です。前向きな性格ですと、仕事の切り替えや判断力、決断力が非常に早いです。失敗を恐れる人は、
「あの案件、どういうやり方がいいんだろう…。こうすればいいのかな?それとも、こうかな?」
とあれこれ悩み、実行に移せません。
これでは上司がイライラするのも仕方ありません。
仕事というのは、学校の問題のように正解が分かっているものではありません。
やってみなければわからないことだらけです。
そのため、失敗を恐れて行動に移せないことはやめて、まずは動いてみましょう。
そうやって積極的に試行錯誤をしている姿を見て、上司はあなたを頼もしく感じていくのです。
条件その⑥ 自分の失敗談を語れる人。
プライドの高い上司や先輩と、一緒に働きたいと思うでしょうか?
自分をよく見せようと、自慢ばかり話し、失敗談を決して話さない人なんて嫌ですよね。
失敗の経験というのは、聞く人にとって有益な情報になります。
・自分は同じ失敗をしないよう、こういうことに気を付けよう!
・そもそもそんな失敗をするなんて気が付かなかった!注意しなきゃ!
という意識が働くからです。
ただ、自分の失敗を周囲に話せる人は、変なプライドを持っておりません。
失敗を周囲に話すことで、人間臭さのような、その人との距離感が縮まりやすくなります。
コミュニケーションの壁がなくなるようなイメージです。そのため、積極的に周囲に失敗談を話すことによって、
・周囲が同じ失敗を犯すリスクを減らすことができる
だけでなく、
・自分と周囲のコミュニケーションの壁がなくなりやすくなる。
というメリットがあるのです。「
この人と一緒に働きたい!」と思われるような良い先輩、良い上司になりたいのであれば、自分の失敗談を恥ずかしがって黙っているのではなく、積極的に話していくことをおすすめします。
まとめ
筆者の経験や職場の同僚、友人達の意見を聞きながら、一緒に働きたい人になるための条件を6つ紹介しました。
- 挨拶ができる人(コミュニケーションが取りやすい人と思われる)
- 専門を極めている人(その分野で困ったら相談できる、頼りにされる)
- 日々勉強している人(単純に尊敬される。自分も頑張らねば!と思われる。)
- 自ら進んで動ける人(積極さは上司からの信頼を大いに得る。)
- 失敗を恐れない人(チャレンジ精神のある前向きな人と思われる。)
- 失敗談を語れる人(変なプライドを持っていない、話しやすい人と思われる。)
全部できるようになるのは途方もなく難しいことです。
筆者もまだまだできません。
ですが、できるように努力することが大事です。
皆さんも「この人と一緒に仕事がしたい!」と思われるような人になれるよう頑張ってみませんか。
この記事が少しでも役に立てば幸いです。