貯金が増えなくて困っている人。貯金の計画を立てられない人。
計画的に貯金を増やせるようになります。
突然ですが、皆さんは自分の貯金額がどれくらいなのかを把握しているでしょうか?
将来、車や家といった大きな買い物をするためには、現在の貯金額がいくらなのかを把握しておくことが大事です。
「自分では長年貯金していたつもりなのに、ふと見てみたらあまり増えていない…。」
そんな悲しいことにはなりたくないですよね。
今回は、そうならず、安心して貯金を増やせるように、定期的に貯金額を把握しておくメリットについて解説していきます。
メリット1. 車や家を買う計画が立てやすくなる。
著者は月に一度、自分の各銀行口座や証券会社の口座に入っている金額を記録しています。
毎月やっていくと、自分の貯金額が一か月あたりどのくらい増えていくのかが分かってきます。
途中サボって記録していない時期があったとしても、ちょうど一年前の貯金額の記録があれば、12で割れば、大体のひと月当たりの貯金額がわかります。
こういった記録をこまめに行っていくと、数年後の貯金額がどのくらいかを予想することができます。
そのため、車や家といった大きな買い物をするのに、あと何年必要かという計画がしやすくなるのです。
例えばひと月当たりの平均貯金額が10万円ならば、200万円の車を買うのに20か月、といった具合です。
なお、口座をいくつも持っている方は、頭の中で貯金額を管理するが大変になります。
ある日確かめてみたら、思っていた額よりも少ない状態だった…というのでは悲しいですよね。
そうならないためにも、銀行口座や証券会社の口座をいくつも持っている方は、是非とも定期的に貯金額を記録するのをおすすめします。
メリット2. 貯金へのモチベーションが高まる。
こまめに貯金額を記録いくと、色々な気づきがあります。例えば、
・ひと月当たりの貯金額って、案外少ないな…。どうやったら増やせるんだろう?
・順調に貯金できているから、一部を投資に回してみようかな?
などです。
すると、貯金額を増やすにはどうすればいいのかという作戦を考える時間が増えてきます。
その結果、固定費や無駄遣いの削減、株への投資といったことにチャレンジしようという気になってくるでしょう。
確かに、貯金額を把握してなくても、普通に生きていくことはできます。
通帳にいくら入っているのかわからなくても、借金を抱えることになったりはしないでしょう。
しかし、貯金額を定期的に把握しておくことで、日ごろの生活を改善し、より貯金を増やすための行動を考えるようになるのです。
ミズキの場合、貯金額を記録する習慣がついたおかげで、もっと貯金を増やしたくなり、数年前に本格的に株の勉強を始めました。
今では株による収益も安定して出続けており、貯金を増やす重要な役割を果たしています。
メリット3. 盗まれたとき、すぐに気づける。
口座からお金が盗まれることは、自分に限ってあり得ない、と思ったりはしていませんか?
しかし、銀行口座からの預金盗難事件は、決して珍しいことではありません。
2020年9月に、NTTドコモが展開する”ドコモ口座”を通じて、銀行の預貯金が不正に引き出されるという事件が起こりました。
また、キャッシュカードのスキミング等によって、不正にATMから現金を引き出されてしまう事件も、後を絶ちません。
もし、こまめに貯金額を記録しているのなら、身に覚えのない現金の引き出しがあればすぐに気づくことができます。
しかし、そのような習慣をしていなければ、発覚および警察への通報が遅れ、盗まれたお金は戻ってこないかも知れません。
このように、貯金額を記録することは、車や家といった大きな買い物のための計画であると同時に、盗まれたときにすぐに気づけるというメリットもあるのです。
まとめ
貯金額を定期的に把握しておくと、メリットが沢山あるという話でした。
- 一年でどのくらい貯金額が増えたのかが把握でき、車や家を買うための計画が立てやすくなる。
- 貯金へのモチベーションが高まり、どうやったらさらに増やせるかといったことを考えるきっかけが生まれる。
- 万が一お金が盗まれた時にすぐに気づける。
というのが主なメリットになります。特に①と②に対しては、絶大な効果を発揮します。
皆さんもぜひ実践し、将来の役に立ててみて下さい。